激戦のミランFW陣で不遇のブラジル代表FW 本田の古巣などロシア勢が獲得に興味
今夏11億円で加入のアドリアーノだが、得点数が伸び悩む
冬の移籍市場の開幕を目前に控え、欧州では選手の移籍報道が加熱し始めている。日本代表FW本田圭佑が所属するミランでは、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノがロシアからのターゲットになっているという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
今夏の移籍市場でウクライナのシャフタール・ドネツクから800万ユーロ(約11億円)でやってきたブラジル人ストライカーだが、今季のリーグ戦ではこれまで3ゴール。イタリア杯の2ゴールを合わせても18試合で5ゴールという結果になっている。
1月の移籍市場では元ガーナ代表FWケビン=プリンス・ボアテングがチームに加わることが決定的になっているほか、FWマリオ・バロテッリ、FWジェレミー・メネズの復帰も見込まれる。さらに、コロンビア代表FWカルロス・バッカとFWエムベイエ・ニアングも健在という状況により、前線は激戦区になろうとしている。
そのような状況下で、本田の古巣であるCSKAモスクワとクラスノダールの2つのクラブがアドリアーノをリストアップ。冬の移籍市場での獲得を目指しているという。ブラジルのインテルナシオナウからウクライナに渡り、今季欧州の主要リーグ初挑戦となっていたアドリアーノ。その冒険は、半年で幕を閉じることになってしまうのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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