レアルの英雄ラウルがベニテス監督の手腕を評価 「僕はこのプロジェクトを信頼している」

過去の実績を評価 路線継続を支持する

 地元メディアからの度重なる批判にさらされているレアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督だが、レアルのレジェンドであり、クラブの象徴という称号も得た元スペイン代表FWラウル・ゴンサレスは、その手腕を信頼し擁護している。「ベルン・スポーツ」のインタビューに応じたもの。

「レアルには数多くのタイトルを勝ち取った素晴らしい監督がいるし、そのリストにふさわしいものを示すはずだよ」

 ラウルはそう切り出し、ベニテス監督がレアルにふさわしい実績を持つ監督であることを強調している。実際に、リバプールではUEFAチャンピオンズリーグ、インテルではクラブワールドカップを制している。バレンシア時代には、レアルを制してリーガ・エスパニョーラを勝ち取った。その印象もあってか、シーズン終了まで時間を与えるべきだと語っている。

「彼の価値は、シーズンが終わる時には証明されるはずだ。レアルがベニテスと共に改善し、前進できることを願っているよ。フロレンティーノ・ペレス会長がこの路線を継続するという正しい判断をすることだろうし、僕はこのプロジェクトを強く信頼している」

 かつての大エースはそう語り、ベニテス路線の継続を訴えた。

 

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