ドルトムント香川の同僚MFが、推定移籍金10億円の4年半契約でボルシアMGへ移籍

出場機会を求めたホフマンが移籍を決断

 ボルシアMGがドルトムントのドイツ人MFヨナス・ホフマンを4年半契約で獲得した。両クラブが公式サイトで発表した。移籍金は800万ユーロ(約10億円)程度と、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では伝えられている。

 ホフマンは2011年にドルトムントに加入。昨季はマインツへ期限付き移籍し、日本代表FW岡崎慎司と共にプレーした。サイドでのプレーを得意とし、将来を嘱望されていたが、競争の激しいドルトムント攻撃陣の中では十分な出場機会が得られなかった。

今季序盤戦こそ、ドイツ代表MFマルコ・ロイスの負傷による不在時に重用された。9月20日に行われたレバークーゼン戦(3-0)では日本代表MF香川真司の50メートル超えのロングパスに抜け出して、先制ゴールを決める活躍も見せた。しかし、その後はベンチを温める日々が続いていた。

 ボルシアMGのマックス・エベールSDは、「ヨナスはマインツでもドルトムントでも、ブンデスリーガの中で際立った才能があることを示していた」と、大きな期待を懸けている。今季のボルシアMGは開幕戦でドルトムントに0-4で大敗スタートとなったのを皮切りに、開幕5連敗で監督が交代する事態となった。しかし、アンドレ・シューベルト新監督就任後は9勝2分1敗という快進撃で、前半戦を4位で終えていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング