韓国代表GKの“痛恨ミス”、6年前の悲劇再びと母国メディア注目 「悲運の主人公に…」

韓国代表GKキム・スンギュが痛恨のミスで失点【写真:Getty Images】
韓国代表GKキム・スンギュが痛恨のミスで失点【写真:Getty Images】

元神戸の守護神キム・スンギュ、終盤に“スローイン”を相手に渡す痛恨ミスで失点

 2016年から今夏までJリーグのヴィッセル神戸でプレーし、現在はKリーグ蔚山現代に所属する韓国代表GKキム・スンギュが、12月1日に行われた浦項スティーラーズとの優勝が懸かった一戦で、1-2で迎えた試合終盤に自らがタッチラインから投げたスローインのボールを相手に渡してしまう痛恨のミスを犯し、1点を献上してしまった。

 結局、蔚山はこの試合に1-4で大敗。優勝争いをしていた全北現代に勝ち点「79」で並ばれ、総得点数で1点上回られ優勝を逃した。3年連続のリーグ制覇を果たして歓喜を爆発させる全北現代とは対照的に、キム・スンギュにとっては悔やんでも悔やみきれない痛恨のミスとなった。

 韓国メディアはキム・スンギュの失態を大々的に報じていたが、実は6年前の2013年にも蔚山は最終戦で浦項に敗れて優勝を逃している。

「KBSニュース」は、「GKキム・スンギュは6年前と同じように、もう一度、悲しみと痛みを味わう悲運の主人公になった」と伝えているが、これはいったいどういう意味なのか。

 じつは13年のKリーグで優勝を争っていた蔚山と浦項が、最終節で直接対決をしている。当時もキム・スンギュは蔚山の正GKだった。この時、蔚山は勝ち点73、浦項は勝ち点71。引き分け以上で蔚山が優勝できる状況だったものの、0-0で迎えた後半アディショナルタイムに浦項に決勝点を決められて試合が終了。キム・スンギュは目の前で逆転優勝される悔しさを味わったが、今シーズンも同じように苦渋を飲まされてしまったというわけだ。

 この辛い経験をすぐに忘れるのは難しいだろうが、今月はEAFF E-1選手権が韓国で開催されることもあり、韓国代表として気持ちを切り替えていかねばならない。特に日本代表との試合も控えているため、嫌な記憶を払拭するためにも、同大会の優勝で今年を締めくくりたいところだろう。

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