プレミアのオファーに興味なし!? イブラに来季の中東移籍が急浮上!
仏地元紙報じる PSG会長の母国行きに「可能性はある」
パリ・サンジェルマン(PSG)のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、2016年6月末でクラブとの契約満了を迎える。34歳になった今もアーセナルなどビッグクラブからの関心が伝えられる中、中東のカタールが来季の新たな移籍先として浮上。本人もその可能性を認めた。仏地元紙「レキップ」が報じている。
カタールと言えば、オイルマネーで潤うPSGのナセル・アル・ケライフィ会長の母国。PSG、そしてイブラヒモビッチにも縁のある国の一つとなった。2016年でフランス王者との契約満了を迎えるが、その去就はいまだ決まっていない。古巣ACミランへの復帰をはじめ、英プレミアリーグや米MLSへの移籍も噂されるが、スウェーデン代表のカリスマは元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)もプレーする中東行きの可能性を否定しなかった。
「私にとって新たな状況を迎えている。自分のしたいことをするのは自由だが、頭の中で将来の行き先については決まっていない。カタールでのプレー? ナセル(会長)やカタールの人々とは良い関係にある。でも、今はまだ何も言えない。私が言えるのは『可能性はある』ということだけだ」
PSG加入後、チームをリーグ3連覇へ導くなど、クラブの成功のパイオニアであると主張するイブラヒモビッチ。唯一無二の存在感を示し、34歳を迎えても衰えることを知らないストライカーが、中東を舞台に活躍する日が訪れるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1