「引退は近づいているが…」 天才メッシ、バロンドール受賞の喜びで語った胸中は?
ライバルのロナウドを上回る史上最多の6度目受賞「フットボールを楽しみ続けたい」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間2日に発表されたバロンドール賞で史上最多となる6度目の受賞を果たした。32歳となり、4年ぶりの受賞となったなか、「フットボールを楽しみ続けたい」と喜びを語っている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドといったライバルを抑えて再びバロンドールの座に輝いたメッシ。自身6度目の戴冠となり、5度受賞のロナウドに差をつけて単独で最多受賞となった。
メッシは「初めてバロンドールを受賞した時のことを覚えている。22歳の時、3人の兄弟と一緒にパリに来た。素晴らしい瞬間だった」と初受賞のことを振り返りつつ、歴史を塗り替えた今回の受賞についてもこう語っている。
「あれから10年が経った。あの時とは違う時間を過ごしている。兄弟や甥っ子たちとともに妻や子供たちも一緒にいる特別な時間だ。妻がビデオメッセージで言ったように、僕は常に夢を見ることを止めず、成長し、もっと良くなっていきたいと思っていた。そして何より、フットボールを楽しんでいる」
栄光に溢れたキャリアを送っているメッシは「フットボールを楽しみたい」とその思いを強調した。32歳となり引退の二文字が頭に浮かぶようになったからこそ、その気持ちは強くなっているようだ。
「自分が何歳なのか自覚している。引退の時は近づき、繰り返すのは難しいことだ。だからこそこの瞬間を楽しんでいる。まだ数年は残っているが、時間はあっという間に過ぎていく。これからもフットボールを楽しみ続けていきたい。家族やライバルとの時間、そして人生を楽しんでいきたい」
フットボールファンとしても、メッシのプレーを存分に焼き付けたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)