フィテッセ本田、”デビュー戦”不発に現地酷評「過大評価されてる」 ファン80%も同意
フィテッセデビュー戦のスパルタ戦で先発出場するも不発に終わり、地元ファンも失望
オランダ1部フィテッセに加入した元日本代表MF本田圭佑は、現地時間24日に行われたエールディビジ第14節スパルタ戦で新天地デビュー。先発出場で後半36分に途中交代するまでプレーしたが、決定的な仕事は果たせず、チームも0-2で敗れた。地元紙は「本田圭佑は過大評価されている」とのテーマでアンケートを実施。約80%のファンがその意見に賛同している。
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昨季限りでオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーとの契約が満了となった本田は、2019-20シーズン開幕後も新たな所属先が決まらず。その動向が注目されていたなか、フィテッセの練習に参加すると、今月5日に2020年6月30日までの契約を締結し、VVVフェンロ時代以来約10年ぶりの“オランダ復帰”が決まった。
21日には記者会見を行い、レオニード・スルツキ監督もスパルタ戦での起用を明言するなど、期待が高まっていた。そしてスパルタ戦、本田は4-2-3-1のトップ下で先発出場。攻撃の中心としての期待を背負い、フィテッセの一員としての“デビュー戦”を迎えた。
しかし、試合は前半30分にスパルタに先制を許すと、終盤にも追加点を奪われ0-2の完封負け。本田は追加点を奪われる直前に途中交代となっている。オランダメディア「NU」は後半立ち上がりに本田が惜しいシュートを放ったものの、GKアリエル・ハルシュに防がれたことに触れていた。
オランダ紙「De Gelderlander」は、公式サイト上で「フィテッセの本田圭佑は過大評価されている」とのテーマでアンケートを実施。「はい」が79%、「同意しない」が21%と、“ブランク明け”の初戦とはいえ、地元ファンからは厳しい意見が殺到した。
「スター選手・本田圭佑のフィテッセデビューに期待する声は多かったが、大きな失望となった。本田が加入するもリーグ戦で4連敗。中位のスパルタに0-2で敗れた。フィテッセが獲得した本田圭佑は過大評価されている」
現地時間29日の次節ヘーレンフェーン戦で、こうした周囲の雑音を吹き飛ばすパフォーマンスを見せられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)