2019年版「右SBトップ10」 前年ランク外から1位に輝いた21歳の「完璧」な新鋭は?

世界の右SBトップ10入りした左からカルバハル、キミッヒ、アレクサンダー=アーノルド、ペレイラ、ウォーカー【写真:Getty Images】
世界の右SBトップ10入りした左からカルバハル、キミッヒ、アレクサンダー=アーノルド、ペレイラ、ウォーカー【写真:Getty Images】

大胆かつ予測不能な選手が占拠 若手からベテランまでが勢揃い

 12月2日に行われるヨーロッパ年間最優秀選手「バロンドール」の発表に先立ち、米スポーツ専門局「ESPN」は世界最高の選手と監督を決めた。同局の番組「ESPN FC」で解説を務める専門家らの投票によって、ポジションごとのトップ10を発表している。

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 選手と監督を合わせて約250人を同局の解説陣が採点した「ESPN FC 100」は、ポジションに分けてランク付けされており、DF部門は右サイドバック、センターバック、左サイドバックに分けられている。

 同記事では右SBについて、ある時期まではピッチ上でスキルが最も低い選手がやるポジションとされてきたが、現在では大胆かつ予測不能な選手が好まれるようになったと見解を提示。そして、適切なポジショニング、ピンポイントのクロスボール、猛烈なスプリントは他のポジションとは別格と、評価の基準を説明した。

【右サイドバックのトップ10】
第10位:アーロン・ワン=ビサカ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド/21歳)
 前回は圏外だったが、11月26日に22歳となる若手はとてつもないアスリートで飛躍的に向上していると好評を得た。

第9位:セサル・アスピリクエタ(チェルシー/スペイン代表/30歳)
 前回8位で順位を一つ下げるも、フランク・ランパード監督の下で若返ったと右肩上がりであることを伝えている。

第8位:キーラン・トリッピアー(アトレティコ・マドリード/イングランド代表/29歳)
 今季に新天地へ移り6位から順位を落としたが、新しい国とクラブの文化を受け入れて、現在のホームとなったワンダ・メトロポリターノですぐにヒットしてみせた。

第7位:ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ/ポルトガル代表/25歳)
 前年は圏外だったカンセロだが、いずれジョゼップ・グアルディオラ監督のファーストチョイスになることは確実視されていると、ポテンシャルを評価されている。

第6位:ダニエウ・アウベス(サンパウロ/ブラジル代表/36歳)
 前回5位だったアウベス。母国でキャリアを終わらせると思われたが、まだ終わったと考えてはならないと主張し、最高レベルでプレーする役目があると伝えている。

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