得点力不足に喘ぐマンU 94億円で今季30戦29得点のバイエルンFW獲得に動くか

移籍市場での因縁があるレアルとの争奪戦に?

 成績不振によりルイス・ファン・ハール監督が解任危機に瀕しているマンチェスター・ユナイテッドが、来年1月に5100万ポンド(94億円)の移籍金でバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの獲得に動いていることが明らかになった。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 今季の公式戦30試合29得点と絶好調のストライカーは、バイエルンと2019年まで契約を残しているが、レアル・マドリードも獲得に乗り出している。代理人がレアル側と接触を済ませていると報じられる中、今季リーグ戦22得点と得点力不足に苦しむ”赤い悪魔”が争奪戦に参戦したという。

 ユナイテッドはレアルとの間に因縁がある。今夏の移籍市場最終日に、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアとコスタリカ代表GKケイラー・ナバスとのトレードで合意に達しながら、書類の提出遅れにより破談になるというトラブルが発生。両クラブ首脳陣が公式声明を発表し、なじり合うという前代未聞の事態に発展していた。

 今季の大爆発によって欧州屈指のストライカーとの名声を得た「レバ」の争奪戦は、どちらの名門が制するのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング