「まるでベッカム」 チェルシー19歳新星の才能を元イングランド代表MFが称賛
CLで値千金の同点弾を決めたジェームズ クロス精度の高さをJ・コール氏が評価
元イングランド代表MFジョー・コール氏が、現地時間5日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第4節のアヤックス戦で値千金の同点ゴールを決めたチェルシーのU-20イングランド代表DFリース・ジェームズが“ベッカム級”の才能を持っていると称賛している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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本拠地にアヤックスを迎えての一戦。チェルシーは開始2分にオウンゴールを献上するなど、後半10分までに1-4と大きくリードを許した。しかし、アヤックスが2人の退場者を出した後半にはスペイン代表DFセサル・アスピリクエタとイタリア代表MFジョルジーニョのこの日2本目のPKで1点差に迫ると、貴重な同点弾を奪ったのが19歳のジェームズだった。後半29分、右CKからDFクルト・ズマのヘディングシュートがクロスバーに弾かれたこぼれ球に反応し、右足でゴール左へと流し込んだ。
殊勲のジェームズを称えているのが、現役時代にチェルシーで活躍した元イングランド代表のJ・コール氏だ。2016年から18年までアメリカ(タンパベイ・ローディーズ)でプレーしていた当時にジェームズと一緒にプレーしたことがあるようで、当時のことを振り返ってこう語っている。
「アメリカでプレーしていた時に少年たちと一緒にトレーニングをしたことがある。シュートのセッションがあって、彼らのシュートは不安定だったが、そのなかでもジェームズは正確なキックで、鋭いクロスを上げていたよ。まるでベッカムを見ているようだった」
J・コール氏は、ジェームズにイングランドで一時代を築いたMFデイビッド・ベッカム氏の姿を重ねた。今年9月にプロデビューを飾ったばかりの俊英ジェームズ。その“ベッカム級のクロス”に今後も注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)