マジョルカ久保の能力を周囲が生かせず… 現地紙が課題指摘「有効活用できなかった」

マジョルカのMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカのMF久保建英【写真:Getty Images】

バジャドリード戦で0-3敗戦、先発した久保のチャンスメイク力にスペイン紙言及

 マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節バジャドリード戦に先発出場したが、0-3で敗れた。チームにとってリーガ1部で通算1000試合となる節目の試合を勝利で飾れなかったことに関して、スペイン紙「AS」は久保のチャンスメイクをチームメートが生かし切れなかったと触れている。

 前節移籍後初めてプレー機会が巡ってこなかった久保。中2日で行われたバジャドリード戦では久保にさっそく見せ場がやってくる。左サイドでの狭いスペースでも冷静さを失わずFWラゴ・ジュニオールにパスを通し、ジュニオールが中央へとクロスを送る。ここにDFサストレがシュートを放ったものの枠を捉えられなかった。

 0-2とされた後半には久保のパスが乱れたところを奪われ、決定機を作られる場面が起きるなど、危うい場面も散見した中で後半23分に途中交代。マジョルカは良いところなしの完封負けで、アウェーで勝ち点を得ることはできなかった。

 この完敗ぶりに、同紙の採点も渋いものになっている。3つ星満点の評価で2つ星がついているのはDFルモール・アグベニュー、MFサルバ・セビージャの2人だけ。久保についても1つ星の評価にとどまっている。ただし試合寸評では開始早々の場面についてこのような表現もある。

「日本人アタッカーは、彼の年齢には似つかわしくない相手の心を読んだプレーでボールを扱っていたが、その彼からのボールをチームメートが有効活用できなかった」

 久保のスキルと判断力がチーム内で融合しきれない状況は続いている。このジレンマをビセンテ・モレノ監督は今後どのように解決していくのだろうか。

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