バルサB安部裕葵、豪快ハーフボレーも…初ゴールならず 「パワフルなシュートは…」

バルサB安部裕葵【写真:Getty Images】
バルサB安部裕葵【写真:Getty Images】

サバデル戦に3試合連続の途中出場、右サイドからのクロスに合わせるも相手GKの好守に遭う

 バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵は、現地時間27日に行われたセグンダB(スペイン3部)グループ3の第10節サバデル戦に途中出場。惜しくも初ゴールとはならなかったものの、際どいシュートを放つなど見せ場を作り、1-0の勝利に貢献した。

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 今夏、鹿島アントラーズからバルセロナに加入した安部は、書類の手続き遅れにより開幕戦出場には間に合わなかったが、第2節ヒムナスティック・タラゴナ戦(2-2)で公式戦デビュー。ここまで全10試合中7試合でプレーと、コンスタントに出場機会を得ている。

 3試合連続のベンチスタートとなったサバデル戦では、後半29分にピッチに投入された。そして見せ場が訪れたのはその3分後、右サイドからの鋭いクロスがペナルティーエリア内でワンバウンドした直後、右足でハーフボレー。完璧に捉えた一撃は相手ゴールを強襲したが、サバデルGKが素早い反応を見せてゴールとはならなかった。安部も両手で頭を抱え、あと一歩のところで“バルサ初ゴール”を逃したことに悔しさを露わにしていた。

 このシーンにバルセロナ公式サイトも注目。「サベイロに代わって入った安部裕葵が、バルサBに追加点をもたらす寸前だったが、そのパワフルなシュートは(サバデルGK)マッカイの手でクリアされた」と伝えている。

 待望の初ゴールはお預けになったものの、限られた時間のなかでアピールを続けている安部。この日の勝利でバルサBは勝ち点を18に伸ばし4位、首位レリダまで勝ち点3差とした。上位争いを演じるチームのなかで次戦以降、勝利に導く活躍を見せたいところだ。

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