リオへの水先案内人だ! 指揮官も広島FW浅野に「攻撃をけん引してもらいたい」と期待

今季ブレークした王者の切り札

 日本サッカー協会は18日、年明け1月に行われるAFC U-23選手権カタール2016(リオデジャネイロ・オリンピック・アジア最終予選)に臨むU-23日本代表のメンバー21名を発表した。その中には今季Jリーグ王者広島で8ゴールを挙げるなどスーパーサブとして活躍し、A代表デビューも飾ったFW浅野拓磨も名を連ねた。手倉森誠監督は、そのスピードスターを「スピーディーな攻撃のけん引者」として、得点力不足解消の切り札に指名した。

 先日行われたカタール・UEA遠征では、U-22イエメン、U-22ウズベキスタンを相手にいずれもスコアレスドローに終わった。攻撃陣の迫力不足を補うため、手倉森監督はJリーグでも存在感を示すスピードスターに白羽の矢を立てた。浅野は今季ファーストステージ、セカンドステージ合わせて32試合に出場した内、先発はわずか2試合だけ。得点を挙げたのは全て途中出場と、ジョーカーとして絶大な存在感を放っていた。

「今年のJリーグでも途中出場であれだけ点取っているところを見れば、スーパーサブでの役割はもう身に付いていると思います。このチームの課題の決定力不足というところについては彼に懸かる期待は大きいだろうなと。まずはゴールというところを期待します。動き出しのタイミングの速さがチームの攻撃の速さにつながっていくと思います。スピーディーな攻撃のけん引者として頑張ってもらいたいと思います」

 

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