元英代表FW、レアル移籍時の“引き留め”告白 心痛も吐露「涙を流したのを覚えている」
オーウェンがリバプールからレアル移籍を回想
リバプールのレジェンドで元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は、04年にリバプールからレアル・マドリードに移籍した当時の過去を告白。レアル移籍を完了するために空港へ向かう道中で「涙を流したのを覚えている」と語り、プロキャリアをスタートさせたクラブから離れることに心を痛めていたことを明かした。英誌「フォー・フォー・トゥー」が報じた。
元サッカー選手の父親を持つオーウェンは、91年にリバプールの下部組織に入団。そこからメキメキの力をつけていき17歳の誕生日にプロ契約を締結すると、97年にトップチームデビュー。97-98シーズンには得点王を獲得するなど、最高の1年を過ごした。その後、負傷に悩まされる年もありながらもチームの中心として活躍。04年には800万ポンド(約11億円)の移籍金でレアルへの移籍が決まった。
しかし、レアルでは1シーズンで45試合16得点とまずまずの結果を残したものの、翌年にはニューカッスルへ移籍。スペインでの挑戦は失敗に終わってしまった。
そんな04年の移籍を振り返ったオーウェン氏は、当時様々なことを考えて結論を出した心境を吐露している。
「私が最後に考えたのは、リバプールを離れるつもりだったということだ。やがて同意した。だけど、どこかと契約して、もう戻ってこられないと思った時にどうなるか知っているかい? 『私は何を残したのか』と考えながら空港に向かった時、私は目から涙を流していたことを覚えているよ」
page1 page2