フランクフルト鎌田、ベルギー強豪との対戦に独紙注目 「スタンダール・エキスパート」
シント=トロイデン時代の昨季にスタンダールと対戦し、1得点を記録
日本代表FW鎌田大地の所属するフランクフルト(ドイツ)は現地時間24日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節でスタンダール・リエージュ(ベルギー)をホームに迎える。ドイツ紙「ビルト」は昨季までベルギーでプレーしていた鎌田に注目し、「スタンダール・エキスパート」と取り上げている。
鎌田は昨季、フランクフルトからシント=トロイデン(ベルギー)に期限付き移籍。公式戦36試合16得点の成績を残し、フランクフルトに復帰を果たした今季は、開幕からレギュラーとしてプレーしてきた。
直近のリーグ戦である第8節レバークーゼン戦(3-0)では出場機会がなかったものの、「ビルト」は「日本人はフランクフルト唯一のスタンダール・エキスパートである」として、ベルギーでの対戦経験に言及した。昨季のリーグ戦第18節(1-1)ではシント=トロイデンのFWの一角として出場し、1得点を記録。チームを移って迎える今回も、活躍が期待されている。
記事では「レバークーゼン戦でゴールを決めたポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアとオランダ代表FWバス・ドストの後ろで、先発あるいは切り札として、プレーメーカーの鎌田は出場する可能性がある」とされた。どのような形での出場であっても、鎌田が攻撃のキーマンの1人になると見られているようだ。
グループFでアーセナル(イングランド)、スタンダール、ギマラエス(ポルトガル)と同居するフランクフルトとスタンダールは、いずれもここまでアーセナルに敗戦を喫し、ギマラエスからは勝利を挙げている。「ビルト」紙によると、フランクフルトのアディ・ヒュッター監督は「我々2チームはアーセナルに次ぐ2位に入るために戦う」とコメントしており、スタンダール戦はまさにグループの行方を占う一戦。鎌田がどのようなプレーを見せるのか、注目したい。
(FOOTBALL ZONE編集部)