ACミラン本田圭佑がオリンピアコス戦で途中出場も不発 「準備していた? もちろん」

 ミランに合流直後の「背番号10」の見せ場は少なかった。後半41分にイタリア代表FWステファン・エルシャラウィにショートパスを出したが、ボールタッチの回数はわずかで、さしたるインパクトを残すチャンスも訪れないまま、終了のホイッスルが鳴った。

 俯きながらピッチを後にした本田。昨季、クラレンス・セードルフ前監督に4-2-3-1システムの右攻撃的MFで起用されたが、スピードの欠如を露呈し、思うような結果を残せなかった。この日は3トップの右で昨季とほぼ同じシチュエーションで局面を打開する能力を求められたが、短い時間でフィリッポ・インザーギ新監督にアピールできず。試合後、本田はメディアに対し、「準備していた? もちろん。もちろん」とだけ言葉を発すると、足早にミックスゾーンを立ち去った。

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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