ウクライナ代表MFがEURO出場決定で“狂喜乱舞”! 「バモース!」動画が世界中で話題

マンチェスター・シティでプレーするウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティでプレーするウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコ【写真:Getty Images】

マンCの新鋭ジンチェンコがテレビインタビューで「歌い、踊りまくる」

 ヨーロッパ各国が母国の誇りを胸に戦う欧州選手権(EURO)予選。来年の本大会開幕を控えて出場チームが徐々に決まるなかで、ウクライナ代表もその切符をつかんだ一つだ。現地時間14日に前回王者ポルトガルに2-1で勝利して本大会出場権を手にしたが、俊英アタッカーの狂喜乱舞ぶりが話題となっている。

 試合はFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)擁するポルトガルをホームで迎え撃ったウクライナが、勇敢な戦いぶりを見せる。前半6分にFWロマン・ヤレムチュク(ヘント)、同27分にはFWアンドリー・ヤルモレンコ(ウェストハム)と立て続けにゴールを奪うと、退場者を出しながらもポルトガルの反撃をロナウドのPKのみに抑え、2-1で勝利。勝ち点19として突破を決め、歓喜に沸いた。

 そのなかで、スペイン紙「AS」が動画付きで報じたのは、マンチェスター・シティに所属するMFオレクサンドル・ジンチェンコだ。今シーズンからクラブで11番を与えられるなどジョゼップ・グアルディオラ監督からの期待も高いレフティーは、「ジンチェンコ、EURO2020出場の喜びのなかで歌い、踊りまくる」の記事タイトルにある通り、試合後のテレビインタビューでのはしゃぎようは人々を驚かせた。

 ジンチェンコは女性アナウンサーからマイクを向けられる前から「バモーーース(スペイン語でやったぜ)!」とカメラ目線で渾身のガッツポーズをしたかと思えば、ヤルモレンコのインタビューが始まろうとしても、カメラに寄りまくって絶叫。これにはヤルモレンコとインタビュアーも笑うしかなかった。他のチームメートのインタビューでもカメラを独占して、「♪オーレーオーレーオレ~!」と手拍子付きで熱唱し続けるテンションの高さだった。

 ウクライナは直近のEURO2大会で本大会出場を果たしているものの、アンドリー・シェフチェンコ現監督らが主力だった2008年大会以前は予選敗退続きだった歴史がある。それだけにEUROの大舞台に出られる喜びは、ジンチェンコにとって格別だったのだろう。

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