「なんて美しい!」 リバプールの高速“両SBアタック”に称賛の嵐「世界最高のチーム」
左SBロバートソンが60mを駆け上がって決めた、CLザルツブルク戦の2点目に脚光
昨季の欧州王者リバプールは、今月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のザルツブルク戦で4-3と撃ち合いを制し、今大会初白星を挙げた。ザルツブルクの日本代表MF南野拓実が、豪快なボレーシュートで得点を奪ったことが話題になった一戦だが、リバプールも印象的なゴールを決めており、クラブ公式インスタグラムは「フルバックが結びついた時」と綴り1本の動画を公開。「トータルフットボール」「世界最高のチーム」など反響を呼んでいる。
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リバプール公式インスタグラムが公開したのは、1-0で迎えた前半25分にスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが決めたゴールだ。自陣でのビルドアップの場面、左サイドでオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクからのパスを受けたロバートソンは、2タッチ目でプレスをかけに来た南野をかわすと、中央にカットインしながらドリブルを開始。ハーフウェーラインを越え中央のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンにパスを出すと、そのまま前線へと駆け抜けていった。
ボールを受けたヘンダーソンは、2タッチ目で前方にいたエジプト代表FWモハメド・サラーとワンツー。リターンパスをダイレクトで、右サイドのタッチライン際を駆け上がったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに送った。そして新進気鋭の21歳右サイドバック(SB)も、これをワンタッチで鋭いグラウンダークロスを入れると、ダイアゴナルに約60メートルを駆け上がってニアサイドに飛び込んだロバートソンが、左足で合わせてゴールネットを揺らした。
両SBが得点者とアシスト者になったことはもちろん、サラーの落としから4人がワンタッチでつないだ“高速アタック”に、多くのファンが魅了されたようだ。動画のコメント欄には「トータルフットボール」「エクセレントなゴール」「世界最高のチーム」「絶対的に世界最高のフルバック」「魔法」「なんて美しい!」「驚くべきゴール」など、賛辞が並んでいた。
プレミアリーグで開幕8連勝を達成するなど、最高のスタートを切ったリバプール。ユルゲン・クロップ監督の下、欧州随一のチームワークを武器に黄金時代を迎えようとしている。