「バルサのフットボールに適応するため」 バルサB安部裕葵、負傷から復帰で即出場
オリウエラ戦で途中出場し、好プレー“連発”
バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵は、現地時間12日に行われたリーガ・エスパニョーラ・セグンダB(3部)オリウエラ戦(3-0)で負傷から復帰を果たした。後半から途中出場し。ゴールやアシストこそなかったものの、左サイドで小気味よいプレーを見せた。
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安部は9月のU-22日本代表北中米遠征での招集後、レバンテB戦で先発出場を果たすなどコンスタントに出場機会を得ていた。その試合で臀部を痛めて前節エルクレス戦は欠場したものの、オリウエラ戦でベンチに復帰。バルサBがコンスタントにゴールを積み上げて3-0とした後半17分、MFサベリオと代わってピッチに送り出されると左サイドに入った。
左サイドハーフに入った安部は積極果敢なプレス、そして相手陣地の高い位置でボールを受けるとマーカー2人に対してシザースフェイントを仕掛けつつ、パス回しにも積極的に絡む場面を見せ、自らの良さを見せようと奮闘。カットインから思い切りよくシュートを放つ場面もあった。
バルセロナ贔屓で知られ、Bチームの動向も報道しているスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」ではこの一戦について取り上げており、「(監督の)ガルシア・ピミエンタはヒロキに時間を与えた。それはバルサのフットボールに適応するためだ」とも記している。出場機会を得ているだけに、安部としては明確な結果が欲しいところだ。
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