恐喝事件で逮捕のベンゼマを一貫擁護のレアル フランス代表追放処分に白旗 「尊重し、受け入れる」

フランスサッカー連盟は事件解決まで追放処分下す

 リヨンMFマテュー・ヴァルブエナのセックステープを巡る恐喝問題に関与した疑いで逮捕・起訴されたレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマはフランスサッカー連盟から、事件が解決するまでフランス代表から追放すると発表された。レアルは一貫してベンゼマを潔白と主張していたが、「残念な決定だが、尊重して受け入れる」と公式声明を発表した。

 ベンゼマはフランステレビ局のインタビューに対し、事件への関与を認めているものの「善意による仲介」であったと主張。「フランスはヴァルブエナと僕たち二人を必要とする」と、被害者となった同僚MFと共に、2016年にフランスで開催される欧州選手権への出場を熱望していた。その一方で、現在フランスの警察当局は捜査を進めている。有罪となれば懲役5年の実刑となる一方、フランスのマニュエル・ヴァルス首相は永久追放を求められるなどベンゼマには逆風が吹き荒れていた。

 レアルは公式サイトを通じて声明を発表。処分を受け入れた。

「レアル・マドリードは、カリム・ベンゼマに関し、フランス代表への招集を一時的に保留とするフランスサッカー連盟の決定を残念に思います。しかし、この決定を尊重し、受け入れます。そして、選手が再び信頼を得られることを願っています」

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