「隠す気はない」 名手シャビ“監督”が掲げる「目標」と「好きなサッカー」とは?

アル・サッドの指揮を執る元スペイン代表MFシャビ監督【写真:Getty Images】
アル・サッドの指揮を執る元スペイン代表MFシャビ監督【写真:Getty Images】

バルサ時代に指示したグアルディオラ監督から「多くのことを学んだ」と感謝

 スペインの名門バルセロナのレジェンドで、現在はカタール1部アル・サッドの指揮を執る元スペイン代表MFシャビ監督は、現役時代に師弟関係を築いたジョゼップ・グアルディオラ監督について言及。「私はマンチェスター・シティとグアルディオラ監督が一番好きだ」と語り、恩師からインスピレーションを得ていることを明かした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 現在39歳のシャビ監督は現役時代、バルセロナで数々の栄光を手にすると、2015年からはアル・サッドでプレー。昨季限りで現役を退き、そのままアル・サッドで監督を務めている。

 シャビ監督は英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、2008年から12年までバルセロナで指導を受けたグアルディオラ監督について言及。「グアルディオラ監督は世界最高の指揮官であり、私は初心者だ。選手の時には比較されたが、今は比較できないよ」と語ったうえで、恩師のサッカーが好きであると胸中を明かした。

「グアルディオラ監督のサッカーが大好きだよ。今、監督としてスタートしたが、サッカーにはさまざまな方法論がある。ただ、私はシティとグアルディオラ監督が一番好きだね。プレミアリーグをよく見ているし、気に入っているよ。彼は素晴らしい。要求が多く、情熱的で、こだわりの強い人だからこそ彼は上手くやっている。選手に多くのことを伝えているんだ。私は彼の側で多くのことを学び、その時間を楽しんでいたよ」

 シャビ監督は今後の目標について「隠す気はない。私の目標はヨーロッパに戻り、バルサに復帰することだ」と明言。一方で「それは僕の目標だが、プレミアリーグが嫌いな人なんているかい? サッカーの雰囲気、満員のスタジアム。そこでプレーする選手はみんな、それが並外れていると言うんだ」とプレミア挑戦にも興味があることを明かした。

 プレミアのクラブに関しては「もちろん選択する必要がある場合は、シティまたはユナイテッド、チェルシー、アーセナル、トットナムの大きなチームを選択するよ」と意欲を示したシャビ監督。アル・サッドでの挑戦を終えた際、シャビ監督の決断に注目が集まりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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