堂安同僚FW、ジダン彷彿のマルセイユ・ルーレットに称賛 「疑いのないクオリティー」

PSVのギリシャ代表FWミトログル(写真はガラタサライ所属時のもの)【写真:Getty Images】
PSVのギリシャ代表FWミトログル(写真はガラタサライ所属時のもの)【写真:Getty Images】

ギリシャ代表FWミトログルがフィテッセ戦で華麗なテクニックを披露

 オランダ1部の強豪PSVは、現地時間14日のエールディビジ第6節フィテッセ戦で5-0と大勝を飾った。今夏に完全移籍した日本代表MF堂安律のデビュー戦となったこの試合、同じく加入したギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログルにとって新天地2戦目となったが、クラブ公式ツイッターは華麗なマルセイユ・ルーレットの動画を公開。「ジダンかミトログルか分からない?」と、伝説の名手を引き合いに出して伝えている。

 PSVは前半18分にオランダ代表FWドニエル・マレンが先制点を挙げると、後半開始1分までにハットトリックを達成。20歳のアタッカーは試合終盤にもPKで2ゴールを加え、1試合5得点の荒稼ぎでチームを勝利に導いた。

 堂安は後半34分、ポルトガル代表FWブルーマに代わって移籍後初出場を飾った。この試合では、今夏に期限付き移籍で加入したミトログルも同26分から途中出場したが、PSV公式ツイッターはギリシャ人ストライカーのテクニックにスポットライトを当てている。

「ジダンかミトログルか分からない?」

 こう綴られた一本の動画は、右サイドを駆け上がるミトログルが、マーカーがチェックに来たと同時に左足裏、右足裏でボールをコントロールしながら反転。鮮やかに相手を振り切ってカットインしていく様子を収めている。マルセイユ・ルーレットは、言わずと知れたジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリード監督)が現役時代に得意としたテクニック。投稿には、「理論的な動きだ」「スローモーション」「なんて天才」といった声があがり、英メディア「Football365」フランス語版も「ドリブラーとして疑いのないクオリティーを証明した」と伝えていた。

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