「アーセナルはもっとできる」 ファン・ペルシー、古巣の“受け身過ぎる”姿勢に不満
元エースがエメリ監督のチーム作りに言及 「自分たちの選手に応じたプレーを…」
元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーは、ウナイ・エメリ監督率いる古巣アーセナルの戦いぶりに対して物足りなさを感じているようだ。英紙「デイリー・メール」のインタビューに応じたかつてのエースストライカーは、アーセナルが「相手に合わせすぎている」と受け身過ぎる姿勢を指摘した。
ファン・ペルシーは昨季限りで現役を引退した。フェイエノールト時代には元日本代表MF小野伸二とも同僚だったレフティーは、2004年から12年までアーセナルで活躍。11-12シーズンには38試合30ゴールで得点王にも輝いた。
ファン・ペルシーの在籍当時は、アーセン・ベンゲル前監督が率いていたアーセナルだが、現在はスペイン人指揮官のエメリ監督が指揮を執っている。就任1年目の昨季はリーグ戦5位に終わり、前政権から合わせて3シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。
元オランダ代表ストライカーは、古巣の受け身過ぎる戦いぶりについて思うところがあるようだ。
「イングランドのトップ6チームの監督であれば、自分たちのクオリティー、自分たちの選手に応じたプレーをしなければならない。イングランドのトップ6のチームともなればお金はある。選手も、お金も、スタジアムも、ファンもすべてが揃っている。
リバプールや(マンチェスター・)シティと比べると、彼ら(アーセナル)は自分たちのフィロソフィー、戦い方が80%ほどしかない。アーセナルはもっとできるはずだ」
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