マンC、“非売品”サネと契約延長交渉を再開へ バイエルンの再オファー前に移籍阻止を狙う

シティのレロイ・サネは、どちらのチームを選ぶのだろうか【写真:Getty Images】
シティのレロイ・サネは、どちらのチームを選ぶのだろうか【写真:Getty Images】

バイエルンが今夏の獲得に迫るも、サネが重傷を負い白紙に…

 マンチェスター・シティは、バイエルン・ミュンヘンが獲得を目指しているとされるドイツ代表MFレロイ・サネに契約延長に応じるよう、説得をするようだ。英紙「イブニング・スタンダード」によると、シティはバイエルンが次のオファーを送ってくる前に、話をまとめたい考えがあるという。

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 現在、サネは右膝前十字靭帯損傷の重傷を負っており、復帰は早くても来年2月になるとされている。しかし、シティとサネは契約延長についての話し合いを続けているようだ。すでにサネが売却対象ではないことを明確にしており、もし現行契約が満了する21年を前に移籍する場合は、1億3700万ポンド(約182億円)を要求するようだ。

 サネは8月4日に行われたコミュニティー・シールドで重傷を負うまで、今夏のバイエルン移籍が濃厚と見られていた。昨季限りで現役を引退した元オランダ代表FWアリエン・ロッベンと、退団した元フランス代表MFフランク・リベリー(フィオレンティーナ)の後継者に据えることを考えていた。しかしサネの負傷後、ターゲットを切り替えインテルからクロアチア代表MFイバン・ペリシッチ、バルセロナからブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを獲得していた。

 今夏、バイエルンが提示したオファーは、シティの要求額からは大きく離れたものであり、今後もその要求額を満たせるかは不透明だ。ドイツでの報道によれば、ドイツ王者は1月にも再びサネの獲得に動くとされている。

 シティは今夏の移籍市場が閉じた後、23歳のアタッカーとの契約を延長できると感じていたという。この契約延長を巡る交渉はサネの負傷を受けて頓挫していたが、今後、シティは交渉を再開させ、バイエルンから次のオファーが来る前に、話をまとめるつもりだという。

 長期離脱を強いられながらも、イングランド王者とドイツ王者から必要とされ続けているサネは、果たしてどちらのクラブと契約を結ぶことになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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