ドルトムント香川のサポート役にバルサが熱視線!? 獲得リスト入りとスペイン紙が報じる

若手発掘に積極的な三冠王者 ブレイク中のバイグルに注目か

 ドルトムントで今季レギュラーに定着した20歳のMFユリアン・バイグルが、昨季の三冠王者バルセロナの獲得リストに名を連ねていると、スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 今季はFIFAから科された補強禁止処分により、戦力の上積みがないままシーズンインを迎えたバルサ。リーグ首位を走るなど好調を維持するものの、負傷者の多さに悩まされたこともあり補強は必須となっている。レポートによれば、バルサが狙う将来有望な若手選手の中に、日本代表MF香川真司の同僚バイグルも含まれているという。

 1860ミュンヘンから加入したものの、開幕前までは無名に近かったバイグル。トーマス・トゥヘル監督が就任した今季は、4−3−3のアンカーのポジションとして定位置を確保。正確なパスとポジショニングの良さで攻守にバランスをもたらす貴重な存在となり、ここまでリーグ戦全試合で起用されている。

 記事では他にも、チェルシーやアーセナルが巨額を投資してでも獲得を臨むエバートンのDFジョン・ストーンズ(21歳)、アスレチック・ビルバオの左利きセンターバックのDFアイメリク・ラポルテ(21歳)、アヤックスのMFリーシェトリー・バズール(19歳)、フィオレンティーナでブレイク中のMFフェデリコ・ベルナルデスキ(21歳)の名前が挙がるなど、バルセロナは若手発掘に余念がない。20歳のバイグルも、瞬く間にメガクラブへの階段を駆け上がる日は遠くないのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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