ネイマールは「1人になって決めないと…」 スアレスがバルサ復帰騒動の盟友に言及
“MSNトリオ”として一時代を築いたスアレスがネイマールにメッセージ
ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン/PSG)は、今夏の移籍市場で古巣バルセロナへの復帰が取り沙汰されている。選手登録期限のリミットが近づくなかで、かつて「MSNトリオ」として一時代を築いたウルグアイ代表FWルイス・スアレスがネイマールに対してメッセージを送っている。
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ネイマール移籍に関しては、英公共放送「BBC」が2億ユーロ(約235億円)にDFジャン=クレール・トディボ、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチ、フランス代表FWウスマン・デンベレの3人をレンタル移籍させる形で、クラブ間合意がなされたという報道があった一方で、PSGのレオナルドSD(スポーツディレクター)はその噂を一蹴している。
こうした状況に言及したのがスアレスだ。ネイマールがパリを去りたいとの意向を示していることを踏まえて、ウルグアイのラジオ局「Sport 890」にこのように話していたという。
「ネイマールにとって、今は難しい時なんだと理解している。ただ彼は、もし自分が何を求めているのか決めるのならば、1人になって決めなければならないよ」
ネイマールを巡っては代理人を務める父親などの周辺環境も、移籍問題がこじれる一因となっている。「バルサを離れたいと思ったことはこれっぽっちもない」とも語るスアレスは、決めるのは自分自身であるとネイマールに伝えたかったのだろう。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとともに築き上げた「MSNトリオ」、そして今季加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとの豪華前線カルテットの結成なるのか――。9月2日の移籍期限まで、ネイマールがサッカー界の主役になることだけは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)