バルサの“ネイマール買い戻し計画”に暗雲 仏代表FWデンベレがPSG移籍を断固拒否か
ネイマールの交渉の一部に用いられる可能性のあるデンベレはバルサ残留を強く決意
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは、今夏の移籍市場を騒がせているパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールのバルセロナ復帰に“鍵”となるかもしれないと伝えられている。だが、当の本人にはバルセロナ退団の意向はまったくないようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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バルセロナがネイマールを買い戻すにあたり、問題なのは経済面だ。PSGは十分なオファーが届けば、売却する意思を表明しているものの、2年前に2億2200万ユーロ(約269億円)をかけてネイマールを獲得しているため、安価で放出するつもりはない。そのため、デンベレの名前がネイマールの交渉条件の一部に用いられると報じられている。
しかし、これは実現が難しそうだ。デンベレは自分が交渉に含まれることを拒否しており、バルサ残留を心に決めているという。PSGのトーマス・トゥヘル監督に対してはすでにその意志を明確にしており、そのスタンスに今も変わりはないようだ。
デンベレの拒否は、バルセロナの“ネイマール買い戻し計画”にとっては大きな壁となる。先日、ドイツ王者バイエルンに期限付き移籍で去ったブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョも、以前に契約の一部になる可能性を報じられていたが、PSG移籍を拒否していたからだ。
バルセロナに戻りたいネイマール。そして、ネイマールに復帰してもらいたいバルセロナだが、交渉は暗礁に乗り上げていうよう。バルセロナはデンベレをなんとか説得する方法、もしくは、最後の最後での代替プランを見つける必要がありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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