レアル主将S・ラモス、“赤ハット”スタイルに反響 「ダサい? それともトレンディ?」
ファンからはネガティブな反応多数 「キャプテンがこれでは恥ずかしすぎる」
レアル・マドリードは現地時間24日、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでリーグ第2節バジャドリード戦に臨み、1-1のドローに終わった。試合後にはスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが取材に応じたが、そのファッションがネガティブな反響を巻き起こしている。
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試合は前半を0-0で終え、後半も両チーム無得点で推移していたが、同37分にレアルが先にスコアを動かす。元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、難しい体勢から右足のシュートを突き刺した。しかし、そのまま勝利を収めるかと思われた後半43分、FWセルジ・グアルディオラのゴールで同点に追い付かれて勝ち点3を逃すことになってしまった。
試合後、ラモスはミックスゾーンに登場。試合に関してだけでなく、移籍加入が噂されるパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールについても「世界のトップ3に入る1人だ」と語ったが、その際にTシャツと赤いハットというスタイルで現れたことが話題となっている。
レアル公式ツイッターは試合後、ラモスがインタビューを受ける様子を動画で公開。しかし、返信欄には内容に関するコメントは皆無で、「キャプテンがこれでは恥ずかしすぎる」「結果にイラつく僕らを笑わせようとしているのか?」「マドリードの代表ならやめてくれ……」「オフィシャルスーツ着用を義務付けてほしい」とラモスのファッションに対する批判が殺到していた。
そんななか、スペイン紙「ラ・ラゾン」は「セルヒオ・ラモスはダサい? それともトレンディ?」と題して、今回のラモスのファッションに言及。「バジャドリードとの1-1ドローの後、セルヒオ・ラモスはハットをかぶってミックスゾーンに現れた。目立ちたがりは今に始まったことではないが、嘲笑の的にもなってきた」と綴り、“赤ハット”以前からファッションセンスが疑問視されていることを伝えている。
一方で、「色使い、ワンポイントの帽子と、ここ数カ月のトレンドを完璧に捉えている。この国でトレンドを追って既成の価値観を置き去りにすると、変わり者と言われるのだ」とも指摘しており、決してラモスのセンスがズレているわけではないと主張していた。
もっとも、勝利を逃した後の質疑応答は、ファンにとって真剣さを求めたいシチュエーションでもある。センス自体というよりも、その場に適した格好ではないということで非難の対象となってしまったのだろう。