バイエルンとの差は圧倒的 ヘルタ最高値を叩き出した原口が「レベルが違う」と脱帽する選手は?

0−2完敗も、原口は走行距離、スプリント回数などでチームトップ

 ヘルタ・ベルリンの日本代表MF原口元気は、28日に行われたバイエルン・ミュンヘン戦で先発出場を果たした。1対1の勝利数などで、チーム最高の数値を叩き出したドリブラーは奮闘したにもかかわらず、リーグ3連覇中の王者に0-2と敗れ、「手も足も出なかった」と圧倒的な差を痛感した。ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。

 原口はこの日、4-2-3-1の2列目右サイドで先発出場。しかし、ヘルタは圧倒的にボールを支配するバイエルンを前に、ボールを持つことすらできない。原口も前半から何度かドリブルを仕掛ける場面はあったが、どれも単発的な攻撃となり、すぐにバイエルン守備陣の網にかかるなど、持ち味の突破力を発揮することはできなかった。

「前半は手も足も出なかった……。後半は相手がもう(力を)緩めたというか、前半しか本気を出してないのは感じましたけど。前半は個人もチームも、手も足も出なかったなという感じです」

 前半のうちに2失点。後半はヘルタも巻き返したが、結局スコアがそれ以上動くことはなく、2-0で試合終了のホイッスルを迎えた。バイエルンのシュート24本に対してヘルタは4本。決定機すらまともに作らせてもらえなかった。

 

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