香川真司、ドルトムント優勝メンバーが惜別“ハイタッチ”投稿 「素晴らしい時間だった!」
元独代表DFシュメルツァーが香川へ感謝メッセージ 「ありがとう、シンジ」
日本代表MF香川真司は9日、ドイツ1部ドルトムントからスペイン2部レアル・サラゴサへ移籍したなか、ドルトムントで長年共闘した元ドイツ代表DFマルセル・シュメルツァーが惜別のハイタッチ写真を投稿し、「素晴らしい時間だった!」と感謝の思いを綴っている。
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現在31歳のシュメルツァーはドルトムント下部組織出身で、2008年にトップチーム昇格後はコンスタントに出場。香川とは2010-11シーズンに初めて共闘し、以降は7シーズンにわたってともにプレーした。そんな香川がドルトムントを離れ、スペイン2部での挑戦を決断したなか、日本人アタッカーの背中を優しく押すような投稿をしている。
12日にインスタグラムのストーリー(24時間で自動的に削除される動画・写真)を更新したシュメルツァーは、香川との2ショット写真をアップ。若かりし頃の香川がスタンドをバックに満面の笑みを浮かべて両手を上げ、駆け寄ったシュメルツァーが今まさにハイタッチしようとしている瞬間を捉えている。
2人の絆を物語る1枚の写真とともに「素晴らしい時間だったよ! ありがとう、シンジ」と感謝のメッセージを添えた。共闘した間、ブンデスリーガ2回優勝 (2010-11, 2011-12)、DFBポカール2回優勝 (2011-12, 2016-17)を経験。ともに主力として黄金時代を築き上げたなか、スペインに活躍の場を移した香川へ「幸運を祈っているよ」とエールを送っている。
香川にとって昨季は苦しい1年だった。ルシアン・ファブレ監督の下で構想外となり、ベンチ外の日々。冬の移籍市場でトルコ1部ベジクタシュへの期限付き移籍し、14試合4ゴールと一定の結果を残したがレギュラー奪取とはならず、シーズン後にドルトムントへ復帰した。
香川はサラゴサ移籍発表後に自身のツイッターで「1部に戻るために戦います!!」と決意を綴り、昇格のキーマンとなるべく誓いを立てている。そんな盟友をシュメルツァーは暖かく送り出した。