チェルシー、奇跡の大逆転へ ブレーク中の岡崎の相棒ら獲得に74億円準備
時の人となったヴァーディ
プレミアリーグ15位に沈むチェルシーは、冬の大改革に向けて4000万ポンド(約74億円)を用意し、国内のライバルから2選手の獲得を狙っているという。そのターゲットとなっているのは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディと、トットナムのベルギー代表MFムサ・デンベレだという。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
チェルシーは昨季20得点のエースFWディエゴ・コスタがトップフォームになく、ここまでは得点よりもピッチ上での挑発行為やラフプレーばかりが目立っている。バックアッパーとして期待が掛かっていた新加入のFWラダメル・ファルカオの存在感も希薄だ。FWロイク・レミーもジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を得られていないことから、ストライカーの補強が急務とされていた。そこで現在プレミア得点王で、大ブレーク中のイングランド代表FWに目をつけた。
3年前までアマチュアだったヴァーディだが、15年6月に28歳で代表デビューを果たした遅咲きのストライカーだ。今季は13試合13得点とゴールを量産中で、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏に並ぶプレミア10試合連続得点という記録も達成。一躍、時の人となっている。現在、首位に立つレスターにとっては代えの効かない絶対的存在だが、クラウディオ・ラニエリ監督は資金力を持つビッグクラブからのオファーがあれば放出の可能性も示唆していた。
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