「なんだこれは!」 レアルDFマルセロ、30m超パスをスライディング超絶トラップで反響
ヨビッチのサイドチェンジが大きく逸れるも、背走しながらの超絶トラップでプレー続行
レアル・マドリードは、現地時間7日に行われたオーストリア1部ザルツブルクとのプレシーズンマッチで1-0と勝利した。新加入のベルギー代表MFエデン・アザールが日本代表MF南野拓実をかわして決めた豪快弾が注目を集めるなか、ブラジル代表DFマルセロが試合中に見せた“スライディングトラップ”が海外メディアで報じられている。
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レアルは前半19分、ザルツブルクのコーナーキックをベルギー代表GKティボー・クルトワがキャッチし、カウンターを発動。元フランス代表FWカリム・ベンゼマがスペースにスルーパスを出すと、アザールがカットインで南野をかわし、ペナルティーアーク内から強烈な一撃をゴール右隅に突き刺した。
1-0とリードして迎えた後半アディショナルタイム、レアルは右サイドからのスローインを受けた途中出場のセルビア代表FWルカ・ヨビッチが逆サイドに大きく展開。ボールは左サイドバックのマルセロの頭上を越えてタッチラインを割るかと思われたが、ブラジル人レフティーは背走しながら30メートル超のロングパスをスライディングしながらのトラップで受け止め、ライン際にピタリと残してみせた。そのままドリブルで駆け上がり、敵陣に攻め込むところまで含めて、マルセロのテクニックと積極性が凝縮されたプレーと言えるだろう。
スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版の「Mundo ESPN」公式ツイッターは、「なんだこれは、マルセロ! レアル・マドリードのブラジル人がセンセーショナルなバックキャッチ」と驚きを持って称賛。米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターも「ピュアタレント! 背走でボールを受けることで自分のクオリティーを示した」と伝えている。
昨季は一時スタメン落ちを経験するなど苦しい時期を過ごしたが、熟練の31歳は覇権奪還を誓う今季も重要な役割を果たしそうだ。