名将クロップ、VARを“歓迎” 今季からプレミア導入…「多くのことが明らかになる」
開幕戦前日の記者会見で「ポジティブに捉えている」と見解を示す
昨季のプレミアリーグで2位に終わったリバプールは、現地時間9日に行われるノリッジ戦が今季の開幕戦となる。クラブの公式サイトは、試合前日の記者会見に登壇したリバプールのユルゲン・クロップ監督のコメントを掲載。今季からプレミアリーグでも導入されるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について「ポジティブに捉えている」と、その導入に賛成の姿勢を見せたことを伝えている。
9日に行われるリバプール対ノリッジの試合が開幕戦となるプレミアリーグは、他国のリーグから遅れを取りながらも、今季からVARを導入することになった。VAR導入後初の試合を指揮することになったクロップ監督は、試合前日の記者会見でVARに関する見解を求められた。
「多くのことが明らかになるだろう。我々がオフサイドに関して抱えてきた多くの問題は解消されると考えている。なぜなら、極端に分かりやすくなるからだ。その他の多くはまだ解釈に委ねられるところはあるが、それはこれまでどおりのこと」
導入に関して前向きなクロップ監督は、「意思決定がかなり早くできることも分かっている」とコメント。多くの人が懸念するVAR介入による中断時間も、大きな問題になるとは考えていないようだ。
そして、VARはスタジアムでも受け入れられると話したクロップ監督は、「とてもポジティブ捉えている」とVARに関する見解を示した。今季から新しく導入されるテクノロジーは、リーグ屈指の名将からも歓迎されているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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