レアルDFラモス、南野拓実を「あわや破壊」 海外驚愕「警告なし…信じられない」
ザルツブルク南野がレアル戦先発出場、開始早々にラモスから危険タックルの被害
オーストリア1部ザルツブルクは、現地時間7日のプレシーズンマッチでスペイン1部レアル・マドリードと対戦し、0-1で惜敗した。先発出場した日本代表MF南野拓実が、レアルのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスから「あわや相手を破壊」というファウルを受けて倒れこんだなか、海外メディアは「彼には警告なし…信じられない!」と驚愕している。
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南野は4-4-2システムの右MFに入ったなか、その出来事は試合開始早々に起きた。ザルツブルクが自陣エリアでボールを奪い、素早く前方へパスを供給。ボールを受けた南野がドリブルで持ち上がろうとした際、レアルDFラモスが迅速に潰しにかかった。
南野が小刻みなタッチでかわしにかかるなか、ラモスも激しいタックルをお見舞い。両者が接触し、ラモスの右足裏が南野の右足首を直撃した。その勢いで倒れた南野は足を引きずる仕草を見せ、ラモスは近寄って謝罪。幸いにも大事には至らなかったが、危険なタックルを見せたラモスにはイエローカードも提示されず、ザルツブルクボールで試合は再開した。
試合後、このワンシーンは世界中を駆け巡り、ベルギーメディア「voetbal24」は「ラモスが恐ろしいファウルを犯した」と報道。「ザルツブルクとの親善試合で再び最悪の側面を見せた」と記した一方、南野がタックルを受けた決定的瞬間の写真を添えて「ラモスの評判は悪く、この画像は評判を高めるものではない」と続けている。
また米スポーツ専門局「ESPN」の番組「Goles de Europa」公式ツイッターは「彼にとっては親善試合ではない! 試合開始早々、ラモスはあわや相手を破壊しかけた。彼には警告なし…信じられない!」と驚いた様子で綴っている。
試合は前半19分、レアルのベルギー代表MFエデン・アザールに決勝ゴールを奪われ、ザルツブルクが0-1と敗戦。南野は前半を終えて交代したが、ラモスから受けた激しいタックルの反響は世界中で拡大しているようだ。