日本代表MF南野を“無力化” レアルMFアザールの圧巻弾丸シュートに反響「本物だ」
ザルツブルクとの親善試合で、南野をドリブルで交わして右足弾丸シュートで決勝点
レアル・マドリードは現地時間7日、ザルツブルク(オーストリア)とのプレシーズンマッチに臨んだ。今夏に加入したベルギー代表MFエデン・アザールの決勝ゴールで1-0と勝利したが、日本代表MF南野拓実をかわしての弾丸シュートに「本物だ」「希望がある!」とスペインメディアも称賛の言葉を送っている。
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インターナショナル・チャンピオンズカップ(北米)、アウディカップ(ドイツ)と戦ってきたレアルは、オーストリアに渡って同1部のザルツブルクと対戦。前半19分に新たに“白い巨人”の仲間入りを果たしたアザールが牙を剥く。
ザルツブルクのコーナーキックをキャッチしたベルギー代表GKティボー・クルトワが、走り出した元フランス代表FWカリム・ベンゼマにアンダースローでパスを出してカウンターを発動。対面から相手がチェックに来たなか、右足アウトサイドでスペースに出すと、裏をとったアザールがドリブルで攻め込む。懸命に帰陣した南野を横への持ち出し二つであっさりかわし、最後はペナルティーアーク内から右足を振り抜いて強烈な一撃をゴール右隅に突き刺した。
失点に絡んだ南野も一瞬呆然と立ち尽くす鮮やかなプレーに、スペイン紙「AS」は「希望がある! アザールの初ゴールは本物だ。白い巨人による華麗なカウンターアタックは、彼が完璧なプレーをしたと定義づけている」と称賛の言葉を送った。
移籍金1億3000万ポンド(約172億円)で加入しながら、体重7キロ増の状態でキャンプインしたことが英紙「デイリー・ミラー」などで報じられ、影響が懸念されていたアザールだが、シーズン開幕に向けてプレーのキレは増しているようだ。
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