ファン・ダイク、新たな“史上最高額DF”にエール 「移籍金はプレッシャーになるけど…」
記録を更新されたファン・ダイク、マンU移籍のマグワイアに言及
リバプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、DF史上世界最高額でレスターからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したイングランド代表DFハリー・マグワイアに対して、「今回のような価格にはプレッシャーが伴う」と警告。そのうえで「彼に『幸運を』と言いたい」とエールを送った。英紙「ガーディアン」が報じている。
昨年1月、サウサンプトンからリバプールに移籍したファン・ダイクは、7500万ポンド(約97億円)の移籍金により世界最高額のDFと謳われた。しかし先日、レスターからユナイテッドに移籍したマグワイアが、その記録を更新。8000万ポンド(約104億円)でチームに加入し、今週のチェルシー戦に向けた遠征にも入るのではないかと伝えられている。
記録を更新されたファン・ダイクは、マグワイアに対して「彼に『幸運を』と言いたい」と語り、メッセージを送っている。
「私からは何も言うことができないよ。なぜなら、(移籍金記録は)常に変化するものだからね。移籍金はプレッシャーになるけど、ユナイテッドのような大きなクラブでは常にプレッシャーが掛かるものだし、あまり変化はないだろう。とはいえ、彼がうまくいくことを願っているよ」
また自身はこのプレッシャーをどのように対処したかと問われたファン・ダイクは、「好きなことや最高のプレーをすることに集中するんだ。ピッチで自分のクオリティーを引き出し、ゲームを楽しむ。他のことは考えなくていい。全てのプレッシャーを完全に遮断することはできないからね」として、目の前のことに集中することが大事だと説いている。
昨季、PFA年間最優秀選手賞に輝いたファン・ダイク。それ以上の金額で移籍したマグワイアは今季、どんなパフォーマンスを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)