久保建英、レアル初先発へ スペイン紙が“抜擢”予想…フェネルバフチェ戦右MF起用か
イスコ、ヴィニシウスとともに2列目形成か
レアル・マドリードは現地時間7月30日にアウディカップ準決勝でトットナム(0-1)と対戦し、日本代表MF久保建英は途中出場ながら好プレーを披露して存在感を示した。31日の3位決定戦でフェネルバフチェと激突するなか、スペイン紙「AS」は久保の“レアル初先発”を予想しており、ジネディーヌ・ジダン監督にアピールする最大のチャンスが到来しそうだ。
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トットナム戦では序盤からレアルが劣勢に立たされると、前半22分に失点を喫した。ベルギー代表MFエデン・アザールのパスがずれ、タッチラインを割ろうとしたボールにブラジル代表DFマルセロが反応。ところが後方へ戻したボールは相手のイングランド代表FWハリー・ケインに渡り、これを沈められて先制ゴールを決められた。
1点ビハインドのレアルは後半19分に4人を変更し、同35分から久保らを連続投入。右サイドに入った久保はパスミスも見られたが、後半39分には低弾道のミドルシュートをお見舞いすると、同40分にはエリア内でボレーシュートを放って会場を沸かせる。さらに同42分には、右サイドから鋭いドリブルで切り込み、左足で強烈なシュート放つなど、出場10分間でゴールへの積極性を見せつけた。
0-1と惜敗したレアルは決勝進出を逃し、翌日の3位決定戦でフェネルバフチェと対戦する。スペイン紙「AS」のスタメン予想では、トットナム戦から10人を入れ替えると見ており、久保は4-2-3-1システムの右サイドハーフに入った。
トットナム戦から唯一の連続先発とされるのはドイツ代表MFトニ・クロースのみ。久保は2列目でスペイン代表MFイスコ、ブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールと並びそうだ。記事では「ジダンのチームが躍動を取り戻すのに理想的な相手」と記している。