C・ロナウド、確執報道のレアル会長と“気まずい再会”に海外注目 「ファンは抱腹絶倒」
再会に両者がハグを交わした際、「再契約してくれ!」の叫び声相次ぐ
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは現地時間29日、スペイン紙「マルカ」主催の「マルカ・レジェンダ賞」の授与式に出席した。関係悪化が取り上げられていたレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長も登壇。昨夏に退団して以来、公の場で初となる再会に、海外メディアも熱視線を送っている。
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2009年にマンチェスター・ユナイテッドからレアルへ加入したロナウドは、絶対的エースとしてゴールを量産。2017-18シーズンは前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成した。しかし18年夏、9年間にわたって在籍していたレアル退団を決断。ユベントスでも加入初年度の昨季はチーム内得点王となり、リーグ制覇に貢献している。
授与式ではレアルへの感謝の弁を述べたロナウド。そこに、確執が報じられ、レアル退団のきっかけとなったとされるペレス会長が登壇する。会場は割れんばかりの拍手に包まれ、両者は再会にハグを交わしたが、ペレス会長は顔を向けて語りかける一方、ロナウドは笑顔こそ浮かべるも目を合わせることはなく、すぐさま写真撮影に応じた。
関係の亀裂が取り上げられていた両者に海外メディアも注目。英紙「デイリー・スター」は「ロナウド、レアルのペレス会長との気まずい再会にファンは抱腹絶倒」と見出しを打ち、写真撮影の際にペレス会長が胸元で横向きのピースサインを作るロナウドの代表的なジェスチャーを披露して会場の笑いを誘ったが、当のロナウド本人はノーリアクションだったことも伝えている。
授与式主催のスペイン紙「マルカ」は、「ロナウドとペレスが再会の抱擁を交わした瞬間、『再契約してくれ!』と叫び声が相次いだ」と綴り、「ペレスがロナウドの頬にキスを送った際、彼との再契約を切望する声が響いた」と説明している。
ユベントスで充実した日々を過ごすロナウドに対し、レアルはジネディーヌ・ジダン監督を再招聘しても再建に苦しんでいる。再会を果たした両者のリアクションがその現状を物語っているようだった。