カリスマFWイブラが来季アーセナル入りか ベンゲル監督とのタッグを希望
リーグ制覇を続ける優勝請負人
パリ・サンジェルマン(PSG)のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが来季プレミアリーグ強豪アーセナル移籍を希望していると英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
フットボール界のカリスマは今季限りでフランス王者と契約満了となる。来季去就について「プレミアリーグに行くには遅すぎる」と34歳のスターは語り、プレミアリーグファンのロマンを打ち砕いたばかりだった。しかし、最新のレポートによると、プレミアリーグの複数のクラブがイブラサイドと接触する中で、イブラヒモビッチはアーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督とのタッグを希望。ベンゲル監督もズラタン獲得に興味を示しているという。
引退前に中東や米MLSでのプレーを希望しているとされるカリスマは移籍金ゼロで獲得できる。アヤックス、インテル、バルセロナ、ACミラン、PSGと、ユベントス以外の所属先すべてでリーグ優勝を成し遂げた請負人でもある。ユベントス時代はチームが八百長問題でタイトルをはく奪されたが、参考記録上の年間勝ち点はトップになっていた。2003-04シーズンを最後にリーグタイトルから遠ざかっているアーセナルは、イングランド代表FWセオ・ウォルコットの故障で、実績のある1トップはフランス代表FWオリビエ・ジルーしか存在しない。
実力健在なカリスマの獲得となれば、ガナーズのプレミア制覇への最大のカンフル剤となるかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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