レアル崩壊…今季初“ダービー”で前半5失点 ベンチスタートの久保、後半出場なるか
ICCアトレチコ戦でまさかの展開 コスタがハットトリック、フェリックスは移籍後初ゴール
レアル・マドリードは現地時間26日、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のアトレチコ・マドリード戦に臨んだ。日本代表MF久保建英は3試合連続のベンチスタートとなるなか、レアルは同都市のライバル相手に開始序盤から立て続けに失点。前半のみで5失点を喫する展開となった。
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久保はICC初戦のバイエルン戦で後半から出場し、チャンスメイクの場面を作るなど存在感を発揮した。続くアーセナル戦では出番なし。今回のアトレチコとのニューヨークでのダービーマッチでも控えからスタート。なおピッチ入場の際、レアルイレブンは「マルコ(アセンシオ)に幸運を!」と重傷を負った同僚を激励するTシャツを着用した。
試合はキックオフから1分も経たずにいきなり動く。アトレチコのスペイン代表MFコケの縦パスを受けたスペイン代表FWジエゴ・コスタがファーストシュート。これがレアルDFセルヒオ・ラモスの足に当たってコースが変わり、ベルギー代表GKティボー・クルトワも反応できずゴールネットを揺らした。
続いて同8分、コケが今度は左サイドをえぐり、ゴール中央へとラストパス。これを莫大な移籍金でアトレチコに加入した19歳のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが蹴り込み、2-0とリードを奪った。
その後もレアルの守備陣形が混乱をきたすなか、アトレチコのカウンターが炸裂する展開に。同13分にはアトレチコに在籍するスペイン代表FWアルバロ・モラタが負傷でピッチを去るアクシデントもアトレチコの勢いはとどまらず、同19分にまたもコケの素晴らしいターンからモラタと代わって入ったMFアンヘル・コレアがハーフボレーを叩き込み、同28分には完全にレアルの守備陣形が崩れたなかでコスタが豪快に右足を振り抜き、この日2点目で4-0となった。
さらに同45分にはPKを献上し、コスタにハットトリックを許し0-5となった。レアルにとって厳しすぎる展開のなか、久保に出番は回ってくるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)