埼スタで「残忍な洗礼」… バルサFWグリーズマン、“両足野蛮タックル”被害に英脚光
ジョルジーニョの強烈なタックルに苦悶の表情 「“親善試合”でのデビュー戦だが…」
バルセロナは23日、Rakuten CUPでチェルシーと対戦。1-2で敗れることになったものの、新加入のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンも先発でデビューを果たした。しかし、試合早々にチェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョに強烈なタックルを受け、激痛にピッチで苦悶の表情を浮かべていたワンシーンについて、英メディアは「グリーズマンにゾッとするタックル」「ジョルジーニョが残忍な洗礼を与えた」と大々的に取り上げている。
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コパ・アメリカ(南米選手権)出場組となるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョら主力が招集外となった一方、今夏にグリーズマン、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングら新戦力らが日本でデビュー戦を迎えることになった。
先発に名を連ねたグリーズマンは2トップの一角に入った。来日しているメンバーの中で最大のビッグネームなだけに、観客から大きな歓声が寄せられたが、試合開始早々の前半17分に洗礼を受けることになる。ハーフウエーライン付近でパスを受けたグリーズマンは前を向こうとした瞬間、ジョルジーニョに両足の強烈なタックルを見舞われる。ピッチに転倒したグリーズマンは足を抑えて苦悶の表情を浮かべ、しばらくの間、起き上がることができなかった。
英紙「ザ・サン」は「“親善試合”でのデビュー戦だが、グリーズマンに対する両足のゾッとするタックルを敢行したが、ジョルジーニョはレッドカードを提示されない幸運に見舞われた」と取り上げ、「グリーズマンはジョルジーニョの野蛮なタックルに叩きのめされる」と紹介。「チェルシーにとっても普通の親善試合だったが、グリーズマンは思わぬ洗礼を受けることになった」と、予期せぬ危険な目に遭ったことを伝えている。
また、英メディア「スポーツ・バイブル」も「ジョルジーニョがグリーズマンに両足タックルで残忍な洗礼を与えた」と見出しを打って報じていた。面食らわせる威嚇にも近い危険なタックルを受けたグリーズマンは、前半45分の出場のみにとどまり、無得点に終わった。世界屈指のビッグスターのバルサ加入はサッカー界でもトピックスとなる移籍劇となったが、それだけにグリーズマンへのけん制はより一層激しいものとなったのかもしれない。