メッシ、10度目の契約延長か 40歳までの在籍条件で“生涯バルサ”実現?

バルセロナ一筋を貫き通してきたFWメッシ【写真:Getty Images】
バルセロナ一筋を貫き通してきたFWメッシ【写真:Getty Images】

契約は残り2年、バルサ側は早めに延長交渉に臨む?

 バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの契約期間は残り2年となっており、2021年以降もチームに残留させることに熱心なクラブは、10度目の契約延長に向けてメッシと交渉を行う予定のようだ。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。

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 32歳のメッシは、2004年に最初のプロ契約を結んで以降、9度の契約延長を行ってきた。05年に2度、さらに07年に1度延長し、14年までには1億5000万ユーロ(約182億円)の契約解除条項を付け加えた。そして9度目の契約更新に至った17年11月には、21年6月までの契約延長を結び、契約解除条項も7億ユーロ(約847億円)へと跳ね上げ、クラブとしては決して売却する意思がないことを表明した。

 バルセロナの会長を務めるジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、メッシがいることで生まれる主な利益は経済的なものだけでなく、14-15シーズン以降は手にすることができていないUEFAチャンピオンズリーグのトロフィーを目指せることにあるとし、彼に可能な限り最高のチームを提供することを望んでいるとされる。また会長自身、4月のインタビューでメッシの契約が2021年に終えたとしてもどこかの段階で生涯契約を提供したいという計画を話しており、契約が切れる前には更新の交渉が行われるのではと噂されていた。

 そしてバルトメウ会長は、2022年まで12カ月契約を延長できる条項がありながらも、メッシが36歳になる時にさらに4年間チームにいることができる新たな契約延長の同意を切望。10度目となる契約更新のため、メッシの父親であるジョージ氏と交渉に臨むことを決めたようだ。

 これまでバルセロナ一筋を貫き通してきたメッシは、さらなる契約延長を結ぶことで“生涯バルセロナ”を誓うことになるのか。新たな交渉がどうなるのか、注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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