「事実上の決勝戦」とも言われるブラジル対ドイツの準決勝が、日本時間7月9日午前5時にキックオフ!

 現在のチーム状況も対照的。ブラジルは、絶対的エースのネイマールが腰椎骨折で離脱して出場が不可能で、キャプテンにして守備陣の要であるチアゴ・シウバは累積警告による出場停止と、攻守の軸を欠いた状態だ。ドイツはけが人も出場停止もなし。ベストメンバーで相対する。準々決勝フランス戦では戦術的な理由で外れたペル・メルテザッカーも先発に復帰予定。どうみてもブラジルが不利である。

 この状況でルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、より守備的なサッカーで対応することも想定しているようだ。その場合、ここまでの4-2-3-1システムではなく、ネイマールの代わりにボランチの選手を起用することで、4-3-3システムに変更するだろう。

 3人の中盤は、アンカーに君臨するルイス・グスタボ、運動量豊富なパウリーニョ、つぶしもつなぎもこなす万能型MFフェルナンジーニョで構成。ただし、この3選手は高いクオリティーを持つが、ゲームを組み立てるタイプではないため、守備の安定と引き換えにゲームの主導権は渡さざるを得ないだろう。

 もちろん、システムを変更しない可能性もある。その場合の戦い方は、ネイマールの代役次第だ。ドリブラーのベルナルジならば攻撃的、ハードワークを欠かさないウィリアンならば比較的守備重視になる。ただ、ベルナルジはスーパサブとしてアクセントを加える役割を期待されての起用が多いので、先発の可能性は低そうだ。

 

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