奮起を促す“2つ星”の最低評価は? 「エクアドル戦出場14人」を金田喜稔が採点

日本代表FW上田【写真:Getty Images】
日本代表FW上田【写真:Getty Images】

上田の決定率の低さは問題だが…動き出しの上手さは期待以上

<GK>
■川島永嗣(ストラスブール)=★★★

 危ないシーンはけっこう防いでいたが、安易なパスミスや判断ミスがあった。好パフォーマンスを見せたウルグアイ戦より明らかに安定感を欠いており、1失点で済んだことはむしろ幸いだったかもしれない。

<途中出場>
■上田綺世(法政大/FW/←後半21分IN)=★★★

 チリ戦であれだけの決定機を決められず、この試合でも決定機を外した。ストライカーとして得点を奪うかが最も重要であるのは間違いないが、初代表の選手が本気の南米を相手にシュートチャンスを自らの動きで作れるというのは、逆に大いなる才能を感じずにはいられない。パスが出てくる瞬間の相手のはがし方、少しふくらんで足もとでもらう動きの上手さは期待以上。この悔しさを次に生かしてもらいたい。

■安部裕葵(鹿島/MF/←後半37分IN)=評価なし

 時間が短かった難しさはあるが、安部らしさを出せなかった。もともと絶対的なスピードやサイズで勝負する選手ではない。視野の広さやテクニック、キープ力、ドリブル突破力などをさらに磨いていかないと、もう一つ上のステージには行けないだろう。そのためにも、まずは鹿島で絶対的な地位を築いてほしい。

■前田大然(松本/FW/←後半43分IN)=評価なし

 久保からスルーパスを受けた決定機の場面、南米特有の長い芝の影響もあったのかもしれないが、コントロールミスをした。ただ、彼の自分の体の前にボールを止める置き方を見ると、仮にファーストタッチが上手くいってもあの場面ではシュートを決められなかった気がする。体の正面に置くと、左右のコースを狙うのは難しい。右斜め45度でボールを収めたほうが、相手GKにとってはタイミングとコースが読みにくい。スピードを含めたポテンシャルに魅力を感じるだけに、ゴールセンスに磨きをかけたい。

[PROFILE]
金田喜稔(かねだ・のぶとし)

1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

金田喜稔

かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

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