中島翔哉、なぜ途中交代? “森保采配”で現地海外記者陣が賛否「理解できない」「普通」

スペイン紙「AS」チリ版記者オヘダ氏、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」記者ブラガ氏【写真:Football ZONE web】
スペイン紙「AS」チリ版記者オヘダ氏、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」記者ブラガ氏【写真:Football ZONE web】

対戦国チリ人記者の見解は…「久保と並んで中島は間違いなくチリの脅威となっていた」

 そのシーンとは、今大会10番を背負ったMF中島翔哉(アル・ドゥハイル)の交代だ。4-2-3-1の左サイドハーフで先発した中島は要所で鋭いドリブルを披露するなど日本の攻撃をけん引。守備のバランスが崩れる場面も散見したが、森保監督は後半21分に中島を下げ、MF安部裕葵(鹿島アントラーズ)を送り込んだ。

 その安部は決定機に絡むプレーを見せるなど攻撃を活性化させたが、中島を下げた指揮官の判断について、チリ人のオヘダ氏は次のような見解を示す。

「あの交代は奇妙に思ったよ。なぜなら、久保(建英)と並んで中島は間違いなくチリの脅威となっていたからだ。特に前半の序盤は止めるのが困難なプレーヤーだった。森保監督がどうして交代を決断したのかは分からないけど、僕には指揮官のあの判断が理解できなかった」

 対照的に“通常の交代”と見ているのが、ブラジル人のブラガ氏だ。「交代に踏み切った本当の理由は分からないけど、体力的な問題があったのだろう。そういう意味では、通常の交代というか、特に不思議な交代とは思わなかった」と語る。

 さらに中島が交代した時点での状況にも触れ、「中島が交代した時点で…確か0-2で日本が負けていた。それに時間も後半の半ばだったから、指揮官としては何かを変えないといけないと考えたと思う」と理解を示す。

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