久保建英は「乗っている」 “大学生A代表”上田綺世が語る18歳MFの“実像”と“共演像”
9年半ぶりに大学生A代表が誕生 3月以来の久保との共闘に「すり合わせていきたい」
法政大3年生のFW上田綺世は、ブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)に出場する日本代表メンバーに名を連ね、大学生として9年半ぶりに日本代表に選出された。今回、今年3月のU-23アジア選手権予選で共闘したMF久保建英(FC東京→レアル・マドリード)と再び“同僚”となったが、18歳のレフティーについて「乗っていると思う」と話した。
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森保一監督率いる日本代表は現地時間13日、17日に行われるコパ・アメリカのグループリーグ初戦チリ戦に向けて、現地での初練習を実施。2010年1月のアジアカップ予選で当時福岡大に在籍していたFW永井謙佑(FC東京)、流通経済大に在籍していたMF山村和也(川崎フロンターレ)以来、9年半ぶりの“大学生A代表”となった上田もチームメートたちと汗を流した。
日本代表では、コパ・アメリカ直前に行われた6月のキリンチャレンジカップで18歳の久保が歴代2番目に若い18歳5日でA代表デビューを飾った。日本のみならず、海外メディアでもその様子が報じられたが、上田は言葉を選びつつ自身より3歳年下のレフティーについて語った。
「(久保フィーバー?) まあ、そうですね。彼はA代表にもデビューしているし、乗っていると思います。でも、そこに対して僕がコメントすることもない」
上田と久保は今年3月のU-23アジア選手権予選で、全3試合で限られた時間ながら共闘している。特に上田は、周囲との連動性がゴールの生命線となるスタイルだけに、コミュニケーションの重要性は意識しているようだ。
「お互いの特徴を理解して噛み合わせていって、得点に結びつけられたらいい。試合と練習で分かっている部分もあるし、前回のミャンマー(U-23アジア選手権予選)から僕もタケも成長している部分もあると思うので、そこをすり合わせていきたい」
大学生A代表とレアル移籍の決まった日本の至宝の共演も、今大会の見どころの一つになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)