追加招集で“令和&代表初ゴール”を決めたFW永井謙佑 「ラストチャンスだと思っていた」

2ゴールも喜びが控えめだったのは「途中で代わっているんで」

 今回、FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)の負傷離脱を受けて追加招集された永井だったが、しっかりチャンスを生かし、自身が日本代表でも戦力となることを証明した。2点を奪った後も最前線から鋭いプレッシングを見せるなど、存在感を示していたが、後半12分に相手選手とぶつかった際に肩を負傷。FW大迫勇也(ブレーメン)との交代を余儀なくされた。

 代表初ゴールを含む、2ゴールの活躍にも喜びが控えめだった理由については「途中で代わっているんで……」と、悔しがった。

 2015年にも、当時所属した名古屋グランパスの試合中に右肩関節脱臼による戦線離脱で日本代表からも遠ざかることとなっただけに、その状況が心配されたが「体をぶつけた時に、相手がヒジを上げて、角度が悪くて外れてしまいましたが、そんなに気になっていないので大丈夫です。これまでも結構、外れているんで。50分くらいで交代したので、もう少しやりたかったですね」と、怪我については問題ないことを強調した。

 この試合の全ゴールを挙げ、誰もが認める活躍を見せた永井だが、「本当にやっていて楽しかったです。追加招集されて、今回がラストチャンスだと思ってやってきました。年齢も年齢ですし、結果を残せて良かったです。FC東京でやっていることが代表でも生きていると思いますし、東京のチームメートに感謝したいです」と、どこまでも謙虚に勝利を噛みしめた。

[ftp_del]
>>【PR】「DAZN」で観られるコパ・アメリカ2019 日本代表の試合日程はこちらから
[/ftp_del]

(河合 拓 / Taku Kawai)



page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング