不慣れな3バック中央で奮闘した昌子源 「横68メートルをカバーしようと思っていた」
カウンターで1対1を作らせないことが課題 「前で潰してもらうか、僕のところで…」
日本代表は5日の国際親善試合トリニダード・トバゴ戦で1-1ドローに終わったなか、森保一監督の就任から初となる3-4-2-1の布陣で試合に臨んだ。この不慣れなフォーメーションのなかで、3バックの中央を務めたのがDF昌子源(トゥールーズ)だった。
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試合前、森保監督から「ラインコントロールの中心になって、しっかりやってくれ」と声を掛けられたという昌子だが、これまでのキャリアでも3バックの中央に入ったことは「1回か、2回やったことがあるくらい」だという。それでも冷静に対応し、過去の経験を生かせたと振り返る。
「僕が前に行くというより、カバーリングの意識を強く持てました。4バックだと近い距離のカバーリングが多いけど、3バックとして横68メートルを頑張ってカバーしようと思っていたので、難しいけど、いろいろなオプションがあると思う。4バックでも、3バックでもやれたり、試合の途中で変えても強いと思うし、そういうトライは良かったと思います」と、3バックというオプションを試せたことを収穫に挙げた。
試合を通して、ほとんどトリニダード・トバゴにピンチを作られせなかった日本だが、後半10分に快速FWレビ・ガルシアに受けたカウンターによって、3バックの注意点を認識させられたと言う。
「5バックみたいになれば、(4バックより)一枚多くなりますが、(3バックだと)どうしても一枚少ない。相手のカウンターで危ないシーンもありましたが、ああいうのは実質、1対1になってしまうので、前で潰してもらうか、僕のところで早めに潰すことをもう少し意識してやりたいなと思いました」
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