韓国に「負けているところはない」 U-20日本代表DF、“日韓戦”勝利へ「自信がある」
全3試合に出場している菅原が必勝誓う 「想定されることはすべてやった」
U-20日本代表は、ポーランドで行われているU-20ワールドカップ(W杯)で2大会連続のグループリーグ突破を決め、決勝トーナメント1回戦で“アジアのライバル”である韓国と対戦する。ここまで3試合すべてに出場しているDF菅原由勢(名古屋グランパス)は、韓国戦に向けて「想定されることはすべてやった」と明かし、「ただ、目の前にいる相手が韓国なだけ。だからこそ相手を倒すだけだと思う」と、ベスト8進出に向けて気を引き締めた。
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U-20W杯のグループリーグが終了し、日本は“死の組”と呼ばれたグループBを2位で通過。一方の韓国も31日のアルゼンチン戦に2-1で勝利し、グループFを2位で勝ち上がったことで、決勝トーナメント1回戦での“日韓対決”が実現した。
翌日に控えた決戦を前に、ルブリン近郊でトレーニングを行った日本。チームのムードメーカーの1人であり、右サイドバックでフル出場を続ける菅原は「確認しないといけないところがあって試合に向けてしっかりやれた。想定されることはすべてやった」と充実の調整ができたことを主張。「1試合1試合積み重ねているし、初戦のエクアドル戦からいろいろな課題と直面してきて、チームも成長をしてきた。4試合目で大会にも慣れてきているので、チームとして良いプレーができれば良い」と必勝を誓った。
また、対戦相手の韓国を「非常に個の力を持った選手がいる。組織的なところもあるのですごく良い相手」と評した菅原は、日本が韓国を上回っている面について自身の見解を明かしている。
林 遼平
はやし・りょうへい/1987年、埼玉県生まれ。東日本大震災を機に「あとで後悔するならやりたいことはやっておこう」と、憧れだったロンドンへ語学留学。2012年のロンドン五輪を現地で観戦したことで、よりスポーツの奥深さにハマることになった。帰国後、サッカー専門新聞『EL GOLAZO』の川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、東京ヴェルディ担当を歴任。現在はフリーランスとして『Number Web』や『GOAL』などに寄稿している。