C・ロナウドが選外に? 8連覇ユーベ、“データ基準”ベスト11にはわずか2人の選出

ユベントスFWロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスFWロナウド【写真:Getty Images】

個人データからベスト11決定 C・ロナウドや得点王クアリアレッラの名前はなし

 イタリア・セリエAは現地時間26日にリーグ最終節の試合を終え、今季の全試合を終えた。ユベントスが前人未到の8連覇を達成した一方、アタランタが3位に躍進して来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するという話題もあったが、データ分析会社「オプタ」が発表したベストイレブンにユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが入らなかったことが話題を呼んでいる。

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 オプタは、今季のセリエAベストイレブンを4-3-3システムで選出した。選手たちが残した個人データからベストメンバーを選ぶというコンセプトのなかで、王者ユベントスからメンバーに入ったのは右サイドバックのポルトガル代表DFジョアン・カンセロとセンターハーフのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチの2人のみだった。

 また、26得点で得点王を獲得した36歳のイタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(サンプドリア)や、前半戦はジェノア、後半戦はACミランでゴールを量産してセリエA初年度で22得点のポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクの名前もリストにはなかった。

 2位のナポリ(74得点)とアタランタ(77得点)から3選手ずつが選ばれ、ピアニッチを除く中盤から前の5人は、両チームの選手が独占。ナポリからはベルギー代表FWドリース・メルテンスとスペイン人MFファビアン・ルイスの2人、アタランタからは得点ランク2位のコロンビア代表FWドゥバン・サパタとスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチ、アルゼンチン代表MFアレハンドロ・ゴメスの3人が選ばれた。

 また、4位に入ってCL出場権を獲得したインテルからは、元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチのみが選出。最終ラインではナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、ラツィオのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビと、ローマのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフが名を連ねた。

 ロナウドやピオンテクのように、最終的にゴール前で仕事をすることに注力するタイプの選手は、こうしたデータを集計すると上位に来ない傾向があるようだ。連動性のある攻撃でCLの台風の目になることが期待されるアタランタや、カルロ・アンチェロッティ監督の初年度だったナポリの選手で構成された攻撃陣を、ピアニッチが中盤の底からゲームメークするチームが実現すれば、対戦相手としては非常に手強いものになるだろう。

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